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おはようございます。江戸時代以前「土」に関わる職を「左官=さかん」と言い、

 

「木」を扱う職を「右官=うかん」と呼んでいたそうです。(諸説あり)

 

右官の三代目 渡邉和弘です。

 

今回は職人ご紹介シリーズ、佐藤左官の親方をご案内します(*^-^*)

 

 

今回は蔵の修繕で腕を鳴らし、漆喰仕上げ、洗い出しと披露しております。

 

いつも左官と右官は打ち合わせと称して冗談を言い合い、

 

右官は仕事の邪魔をしたくなってしまうのですが、

 

左官は真面目に仕事をし忙し過ぎてなかなか来てくれないのが

 

たまに傷ですが、やはり間違いなく信頼出来る職人の一人です(*^-^*)

 

洗い出しは昔からある仕上げで小石とセメントを一緒に混ぜ込み、

 

『いい加減、いい塩梅』で表面のセメントを洗い、石を表面に出す。

 

親方曰く、『この加減と塩梅に尽きる』と仰っております(*^-^*)

 

特に玄関ポーチなどにおススメで私も大好きな仕上げのひとつです。

 

一般住宅では珪藻土の塗り壁、玄関などのタイルや石貼り、基礎の仕上げや

 

土間ならしなどを担当します。

 

珪藻土の場合には左官の腕の見せどころで様々なテクスチャーがありますが

 

私的にはやさしく落ち着いた印象の刷毛引きがおススメです(*^-^*)